私の大好きな映画たち

私は学生の頃から映画が好きで、劇場で公開されている映画はほとんど観ていたような時期がありました。社会人になって仕事を始めて忙しくなってからは、音楽はあまり聴かなくなって2000年ぐらいで時が止まっているのですが…、映画だけはあくまでも趣味としてコンスタントに見続けてきました。

 

ところが最近は、新作映画に面白いものが少なくなり(ネットフリックスにお金や人材が流れている影響もあると思います)、映画館に足を運ぶことがほとんどなくなってしまいました。そこで昔の映画を見返したりしているのですが、改めて観るとその当時は気が付かなかった良いセリフや名場面などがあり、やっぱり映画って素晴らしいなあと感じています。

 

 

せっかくなので、アラフィフになり、人生の折り返し地点を迎えた私の大好きな映画を10作品に絞って紹介してみたいと思います(解説欄はYahoo映画より引用)。もし面白そうだなと思った映画があれば、ぜひご覧になってみてください!

 

LIFE/ライフ

人生とは何かを教えてくれた映画です。映画の中に登場する雑誌「TIME」の標語は私のパソコンの壁紙になっています。

 

 

解説:凡庸で空想癖のある主人公が未知なる土地への旅を経て変化していくさまを、ベン・スティラー監督・主演で描くヒューマンドラマ。夢を諦め、写真雑誌の写真管理部で働く地味な中年男性が、ひょんなことからニューヨークをたち世界中を巡る旅を繰り広げる様子をファンタジックに映し出す。物語の鍵を握るカメラマン役で『ミルク』などのショーン・ペン、主人公の母親役で『愛と追憶の日々』などのシャーリー・マクレーンが共演。壮大なビジュアルや、主人公のたどる奇跡のような旅と人生に目頭が熱くなる。

 

■レイニーデイ・イン・ニューヨーク

映画の中ではずっと雨が降っています。この映画を観るまでは雨が嫌いでしたが、今は雨の日も素晴らしいと思えます。

 

 

解説:マンハッタンが舞台のロマンチックコメディー。甘いひとときを過ごそうとする若いカップルに、次から次へと思わぬ事態が巻き起こる。監督と脚本を務めるのは『女と男の観覧車』などのウディ・アレン。『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメ、『マレフィセント』シリーズなどのエル・ファニング、『ゲッタウェイ スーパースネーク』などのセレーナ・ゴメスのほか、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナらが出演する。

 

■メッセージ

未来を知っていたとしても、あなたはその選択をするのかと問われます。原作は映画よりも面白いです。

 

 

解説:テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にしたSFドラマ。球体型宇宙船で地球に飛来した知的生命体との対話に挑む、女性言語学者の姿を見つめる。メガホンを取るのは、『ボーダーライン』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ。『ザ・マスター』などのエイミー・アダムス、『アベンジャーズ』シリーズなどのジェレミー・レナー、『ラストキング・オブ・スコットランド』などのフォレスト・ウィテカーらが結集する。

 

■アバウト・タイム ~愛おしい時間について~

かけがえのない今という時間の大切さ、今を楽しむことを教えてくれます。映画の中の全てのシーンが美しく、愛おしいです。

 

 

解説:タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディー。『ラブ・アクチュアリー』などで知られるラブコメに定評のあるリチャード・カーティス監督が、恋人や友人、家族と育む何げない日常の大切さを描く。『ハリー・ポッター』シリーズなどのドーナル・グリーソンを主演に、『きみに読む物語』などのレイチェル・マクアダムス、『ラブ・アクチュアリー』にも出演したビル・ナイらが共演。

 

■インターステラー

未来から時空を超えて子どもたちを救おうとする主人公に共感します。とにかく世界観が壮大すぎて圧倒されます。

 

 

解説:『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督が放つSFドラマ。食糧不足や環境の変化によって人類滅亡が迫る中、それを回避するミッションに挑む男の姿を見つめていく。主演を務める『ダラス・バイヤーズクラブ』などのマシュー・マコノヒーを筆頭に、『レ・ミゼラブル』などのアン・ハサウェイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインら演技派スターが結集する。深遠なテーマをはらんだ物語に加え、最先端VFXで壮大かつリアルに創造された宇宙空間の描写にも圧倒される。

 

■きっと、うまくいく

面白いインド映画の中でも最も面白かったです。現代社会を生きる若者の苦悩は、どこの国でも同じなのですね。

 

 

解説:インドで製作された、真の友情や幸せな生き方や競争社会への風刺を描いたヒューマン・ストーリー。入学したインドのエリート大学で友人たちと青春を謳歌(おうか)していた主人公が突然姿を消した謎と理由を、10年という年月を交錯させながら解き明かしていく。主演は、ボリウッド映画の大スターであるアーミル・カーン。『ラ・ワン』のカリーナー・カプールがヒロインを務める。抱腹絶倒のユーモアとストレートな感動を味わうことができる。

 

■ラ・ラ・ランド

娯楽作品でありながらも、音楽良し、ストーリー良し、映像良しの3拍子揃った珍しい映画です。最後の結末も心にしみます。

 

 

解説:『セッション』などのデイミアン・チャゼルが監督と脚本を務めたラブストーリー。女優の卵とジャズピアニストの恋のてん末を、華麗な音楽とダンスで表現する。『ブルーバレンタイン』などのライアン・ゴズリングと『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのエマ・ストーンをはじめ、『セッション』でチャゼル監督とタッグを組んで鬼教師を怪演したJK・シモンズが出演。クラシカルかつロマンチックな物語にうっとりする。

 

■シェフ 三ツ星フードトラック始めました

とにかくワクワクさせてくれる映画。自分も何かやってみようと思えてくるから不思議です。

 

 

解説:『アイアンマン』シリーズなどの監督で俳優のジョン・ファヴローがメガホンを取り、究極のサンドイッチを売る旅をする元一流レストランのシェフを演じるドラマ。店を辞め、偶然キューバサンドイッチと出会ったシェフが、フードトラックでサンドイッチを売りながら人生を取り戻していくプロセスを映す。共演には、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソンといった豪華キャストが集結。人生と料理をテーマにした温かいストーリーに、爽快な感動を味わえる。

 

■ジョー・ブラックをよろしく

死というテーマを美しく、切なく、ユーモアを散りばめながら表現しています。この頃のブラッド・ピットは最高にかっこいいです。

 

 

解説:ブラッド・ピットが地上に降り立ち人間の女性との恋に落ちる死神に扮したロマンティックなファンタジー。事故死した青年の姿を借りて、一人の死神がマンハッタンに現れた。ジョー・ブラックと名乗るその人物は大富豪パリッシュの元を訪れる。彼の死期が近いためであった。だがパリッシュが天命を全うするまでにはまだ少しの時間が残されている。死神ことジョー・ブラックはそれまでの短い間を休暇とし、パリッシュの案内で人間界の見学を始めた。しかしパリッシュの娘スーザンはジョーの姿に驚く。彼の姿は先日出会った魅力的な男性その人であったのだ。そしてジョーもスーザンの好意を気にかけるようになっていく……

 

■あん

樹木希林の演技と美しい映像が、物語の残酷さと対照的です。この映画を観て、初めてハンセン病に興味を持ちました。

 

 

『殯(もがり)の森』などの河瀬直美が樹木希林を主演に迎え、元ハンセン病患者の老女が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマ。樹木が演じるおいしい粒あんを作る謎多き女性と、どら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様が描かれる。原作は、詩人や作家、ミュージシャンとして活動するドリアン助川。映像作品で常に観客を魅了する樹木の円熟した演技に期待が高まる。