来てくれてありがとう。

先週の土曜、日曜日は、関東地方に大雪が降りました。湘南ケアカレッジは2月に3週間の平日休みを入れたにもかかわらず、よりによって授業が行なわれる土日に雪が降るなんて…。どう考えても休校にしたいほどの降り方でしたが、期日までに修了したい、資格を手に入れたいという生徒さんも多いため、どうしても学校をお休みするわけにはいきません。とはいえ、果たして生徒さんたちは来てくれるのだろうかとドキドキしながら、始発に乗って、朝一番で教室の扉を開けました。

 

真っ先に暖房をつけ、教室を暖めることから始めました。乾燥を防ぐために空気清浄機兼加湿器に給水し、花に水をあげていると、まずは佐々木先生が来てくれました。たくさんの荷物を持って(土日ともに授業があるので近くに宿泊してもらうことになっていました)、万全の態勢で臨めるように準備してきてくれました。いろいろ話しているうちに、ひとり目の生徒さんがやって来て、続いて2人目、3人目とちらほら教室まで上がってきてくれました!誰も来なかったらどうしようという不安が少しずつ氷解していきます。

 

いざふたを開けてみると、土曜日、日曜日共に、かなりの生徒さんたちが雪にもかかわらず来てくれました。自宅から家までのバスが動かなくて断念した方や、帰りの電車が心配で大事を取った方など、お休みされた生徒さんもいらっしゃいましたが、皆さんそれぞれが頑張って来ようという強い意志を持ってくれていました。土曜日、日曜日クラスの生徒さんたちは、基本的には平日にお仕事をされて、お休みを利用して学びに来てくださっている方がほとんどだと思います。そんな状況の中でも、雨にも負けず、雪にも負けずに通ってくれて嬉しい限りです。

 

こうやって無事に授業が始まり、終えられた今(土曜日クラスの生徒さんたちは無事に家まで帰れたか少し心配ですが…)、生徒さんたちと先生方に感じるのは、来てくださったことに対する感謝です。来てくださってありがとうございます、と心から言いたいです。たとえば大学の講義ように延期できたり休講できたりすれば良いのですが、介護職員初任者研修はそれができません。その日、そのときに行なわなければならない、まさに一回性の授業です。この緊張感は、初任者研修を行なっている限りは避けられないものであり、もう楽しんでいくしかありませんね。

 

そう、せっかくこんなにも雪が降ったので、楽しまなければ損ということで、生徒さんたちが来るまでの時間を使って、湘南ケアカレッジのオリジナル雪だるまをつくりました!その道20数年という佐々木先生の指導の下、小野寺先生にも雪かきを手伝ってもらいつつ、ビルの入り口のところに雪だるまを誕生させました。雪だるまというよりは、オバキュー(笑)。「来てくれてありがとう」と言っているみたいですね。将来的にまた大雪が降ったときのことを考えて、大きなスコップを購入しておこうかなと思います。そうすれば、来年はもっと大きな雪だるまがつくれるかな。