携帯用の修了証明書は美しく

6月短期クラスも無事に修了しましたので、修了証明書を作成し、皆さまのご自宅に郵送しました。私の仕事の中で最も時間が掛かるといっても過言ではありませんが(笑)、一期一会に思いを馳せながら、ひとり1人の顔を思い浮かべて作っていると、あっという間に時間が経ってしまいます。今回も、郵便局員さんが郵送物を取りに来てくれる時間にギリギリ間に合いました。おそらく、このブログがアップされる頃には、もう皆さんのお手元に修了書明書が届いているはずです。

修了証明書については、こちらに書いた通り、賞状版と携帯版の2種類があります。賞状版には湘南ケアカレッジなりのこだわりがありますとお伝えしましたが、実は携帯版にもちょこっとだけこだわりがあります。それは携帯できるサイズにすることです。当たり前だと思われるかもしれませんが、そうでもないのです。携帯できるサイズとは、つまり財布に入るサイズということであり、銀行のカードと同じ大きさがベストです。小さければそれほど問題ないのですが(見た目以外)、それ以上大きいと財布のカード入れからはみ出てしまいます。

 

携帯版は濡れても大丈夫なようにラミネート加工をするのですが、ラミネートの余白を計算に入れておくというのがミソです。ということは、修了証明書(携帯版)は銀行のカードよりもやや小さいサイズでなければなりません。そうしないと、他のカードと並べて揃えたとき、ラミネートした部分だけ大きくてはみ出てしまうからです。はみ出たラミネート部分は、財布の中で揉みくちゃにされているうちに、折れて、白い線が入り、実に惨めな姿になってしまいます。なぜ知っているかというと、私が以前に働いていた大手のスクールではそうだったからです。ウソのような本当の話です(笑)。

 

そんなことどうでも良いよと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり顔を知っている生徒さんが修了証明書を受け取って、財布に入れて携帯してくれている姿を想像すると、そうは思えないのです。それは私がA型だからではなく、その関係が修了書明書を送って終わりの関係ではないからだと思います。もしいつかまたお会いすることがあったとき、あの修了書明書は財布からはみ出て使いにくいですよと言われたら悲しいじゃないですか。

 

このブログを読んでくださっている他のスクールの方もいらっしゃると思いますが、もし自分の学校の携帯用の修了書明書がはみ出るようなサイズであったら、元の台紙のサイズを少し小さめに修正してあげてください。どのスクールを卒業したとしても、これからの介護の世界の未来を支える初任者研修の修了生であることに変わりはありません。家族や友人と食事をしているとき、修了生が「実は介護職員初任者研修の資格を取ったんだ~」と携帯用の修了書明書を誇らしげに見せる姿が目に浮かびますよね。携帯用の修了書明書は美しくあるべきなのです。